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タナカ・モデルガン・U.S.M1A1カービン パラトルーパー VER2 |
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タナカワークスのキャップ火薬発火式モデルガンのU.S.M1A1カービン パラトルーパーVER2
だ。
VER2のM1A1は、より快調な発火ブローバックが楽しめるように進化。安定した発火性能を備える硬質アルミカートリッジの採用と、構造を見直し、作動性能を向上させたことで、軽快で強烈なリコイルショックを楽占める。
このモデルは最も良いM1カービンモデルと言われたCMC製モデルガンをベースに各部に改良を施したリメイクモデルで、タナカワークスらしい丁寧で美しいモデルとして仕上がっている。実銃が金属で構成されている部分は金属で構成されており、塗装ではなく美しくポリッシュされたブルーイングで処理がされている。銃床はオイル処理されたウオールナットで美しく再現され、銃床部分には軍用を示すスプリングフィールドの刻印が入っている念の入れようだ。ワイヤースチールで構成されたフォールディングストックと銃床から続く木製のピストルグリップも戦闘的スタイルで再現され、オイラーも付属し、ベースとなったかっての名作のCMCのものよりもはるかに出来の良いモデルに仕上がっている。フロントファイヤリング・カートリッジは5発付属している。
さて実銃M1カービンは1930年代にアメリカ陸軍が警備用火器、また下士官用の強力な自衛用火器として、長時間持ち歩いても疲れない、出来るだけ軽い小銃と短機関銃の中間に位置する銃の開発を始め、ウインチェスター社が提出したものが、1941年に制式名称「U.S.M1
Carbine」で制式採用され、その後M1カービンの名称で量産されることとなった。特徴として機関部はM1ガーランドと同じく自動装填方式であるガス圧式・ロータリーボルトが採用され、開発当初のM1カービンはフルオート射撃が可能であった。しかし全長が短いためフルオート射撃の場合、射撃時の反動が激しいことから量産タイプにはフルオート機構は廃止され、セミ・オートマーチック射撃(半自動)のみとなっている。その分軽く取り扱いが容易なM1カービンは後方支援用火器とではなく、前線の下士官などでも愛用され、その他にも折りたたみ式ワイヤー式銃床を装着し、機関部を発展させたM1A1カービンは空挺部隊やオートバイ兵に対しても支給されている。その他にも銃床に弾倉入れが装着可能で生産に関してもウィンチェスター社以外にも数社で行われ、全シリーズを通して最終的に約600万丁ほど生産された、現在のPDW系の武器の元祖とも言える名銃である。
タナカモデルスペック・・・口径30インチ(7.52mm)、全長900mm、重量2,700g、装弾数15発ボックスマガジン、作動方式セミオートマチックブローバック・ロータリーボルト、発火方式フロントファイヤリング、銃床オイルステンウオールナット。
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